
トイプードルの散歩頻度は1日1回で大丈夫?
トイプードルの散歩頻度が週一だと良くない?
トイプードルの散歩は雨が降っても毎日行く?
どうしても散歩に行かれない時はどうすればいい?
こんなトイプードルの散歩頻度に関する疑問についてご紹介いたします。
目次
トイプードルの散歩頻度は1日1回で大丈夫?

トイプードルは体が小さいため「散歩は1日1回で大丈夫」と思う人が多くいます。
飼い主の中には、「もちろん愛犬との散歩が嫌な訳ではないけれど毎日何度も散歩行くのはちょっと・・・」と億劫になってしまう事もあるでしょう。
トイプードルの理想の1日の散歩頻度は2回と言われています。
トイプードルは元々スタンダードプードルと呼ばれる鴨を狩る猟犬を小型化して作られた犬種です。
鴨を狩るために走り回り、泳いで鴨を回収するなどアクティブな仕事をしていました。
そのためトイプードルも小型化しているとは言え、それなりに運動量を必要とします。
では、1度に長時間散歩に行けば1日1回の散歩で大丈夫では?
いいえ、1回に長時間の散歩はトイプードルの足腰に負担がかかるためおすすめ出来ません。
むしろ1回に長時間の散歩に出掛けるなら、10分など短い時間で小分けに散歩に出る方が良いとされています。
その他には年齢によっても散歩頻度が変わりますが、あまり長時間外に出られない子犬の時期や、歩く量が減っていくシニア犬の時期などは1日1回の散歩で良いでしょう。
愛犬の体力や体調面など普段の様子をしっかり見た上で、それぞれの犬にあった頻度で散歩に出ましょう。
散歩を嫌がる時も、無理に連れ出そうとすると散歩嫌いになってしまうので、様子を見ながら散歩に出掛けると良いでしょう。
飼っているトイプードルが運動や散歩が大好きで体力が有り余っている場合は、極力1日2回の散歩を行うようにしましょう。
トイプードルの散歩頻度が週一だと良くない?

トイプードルが必要とする運動量はあまり多くはありません。
散歩1回につき、15分~30分程度で、距離にすれば1㎞~2㎞を歩かせるのが理想と言われています。
その程度の運動量なら部屋の中で運動させれば散歩に出る必要はないのではないか?
散歩に行くにしても週一で事足りるのではないか?
運動量の問題で言えば、確かに散歩に連れて行かなくても部屋の中を走って遊ばせるだけで大丈夫です。
しかし、毎日散歩に行く事によって運動以外にも
- 社交性を身につける
- 外からの刺激を受ける
- 太陽の光を浴びる事で免疫力を向上させる
など様々なメリットがあります。
週一の散歩では、散歩の必要性を犬が感じなくなってしまい、家の外の環境に慣れず他の犬や飼い主以外の人に警戒心を持ってしまう可能性があります。
トイプードルは毛が抜けない犬種としても有名ですが、毛がどんなに伸びても抜けないので1か月に1回の頻度でトリミングを必要とします。
トリミングをする際にトイプードルが社交性を身につけていないと、トリマーさんに吠えたり噛みついてしまったり、トリミングが行えなくなってしまう場合があります。
トリミングをせずに毛が伸び続けてしまうと皮膚炎を起こす原因にもなるので、ある程度飼い主以外の人が触れるように社交性を身につける必要があります。
他にも、散歩が大好きなトイプードルだと週一の散歩や、毎日同じ景色な部屋の中にいる事がストレスになってしまうので、毎日散歩に行ける時間を確保するのが理想です。
散歩には部屋の中には無い沢山の刺激があります。
風や草木の匂い、他の犬や人との出会いなどたくさんの刺激を受ける事で感受性が豊かになり、ストレスも発散されます。
犬にとって散歩は1日の中でも非常に楽しみなイベントの一つですので、極力時間を作ってあげる努力をしましょう。
トイプードルの散歩は雨が降っても毎日行く?

1日1回以上の散歩に行こう!と思っても、雨の日などの天候の悪い日は散歩に行く気を失くしてしまいますよね。
散歩が大好きなトイプードルでも雨の日は外に出た瞬間に帰りたがる子もいます。
雨が降っている日でも毎日散歩に行くべきなのか?
天候の悪い日は無理に散歩に出る必要はありません。
嫌がる犬を散歩に連れて行くのも可哀想ですし、なにより飼い主も犬も散歩が楽しくなくなってしまいます。
そういう場合は、その日だけは部屋の中でボール遊びをさせるなど、部屋の中で出来る運動を行いましょう。
部屋の中で運動をする場合、犬にとってフローリングは滑りやすく足腰に負担がかかりますので、滑り止めコーティングをしたり、マットを敷くなど歩きやすく滑らない場所で運動させるようにしましょう。
もしも、雨が降っている日でも関係なく愛犬が散歩に出掛けたがるようなら、犬用のカッパなどの雨具を着て散歩に出掛けると良いでしょう。
また、歩かせると濡れてしまったり、汚れてしまうようならば、抱っこ散歩で気分転換をさせてあげるだけでも喜びます。
どうしても散歩に行かれない時はどうすればいい?

飼い主が風邪を引いてしまった、用事があり出掛ける時間が取れないなど、どうしても散歩に行けない時がありますよね。
そういう場合は、代理で散歩に行ってくれる人に頼むのが一番良いでしょう。
しかし、友人も家族も行けないとなればその日の散歩はどうしよう…と悩んでしまいますよね。
やむを得ない場合、犬は1日や2日くらいは散歩に出なくても大丈夫です。
しかしその場合は運動不足を起こしてストレスを溜めない様にしっかりと注意が必要です。
散歩に出ないという事は必然的に室内で過ごす事になるでしょう。
室内で遊べるスペースを確保したり、ボールやロープで飼い主が犬と思いっきり遊んであげるなど、散歩に行かない間は室内でも楽しく過ごさせてあげる事が大切です。
犬にとっての毎日の楽しみは、食事と散歩、一番は飼い主と一緒に過ごせる時間がある事なので、散歩に行けない日はスキンシップをいつもより多くとってあげましょう。
仕事の都合や外泊などで時間を作れない時にはペットシッターにお願いするのも一つの方法です。
前もって信頼できるペットシッターを探しておくことも突然の事態に対応できるのでおすすめです。

トイプードルの散歩頻度まとめ
- トイプードルの理想の散歩頻度は1日2回
- 子犬や老犬の場合は1日1回の散歩でも大丈夫
- 雨が降っている日は無理に散歩に出なくても良い
- 雨が降っている日に散歩に行く場合は犬用のカッパなどの雨具を着用する
- 飼い主が散歩に行けない日は家族や友達など代理の人に散歩に行ってもらう
- どうしても散歩に行けない場合は最低でも1~2日は散歩に行かなくても大丈夫
- 散歩に行かない場合は運動不足やストレスに注意して部屋の中で出来る運動や遊びを行う
今回はトイプードルの散歩頻度に関する疑問についてご紹介しました。皆様の愛犬の世話の参考にしていただけると幸いです。