柴犬の子犬の散歩デビューはいつから?散歩時間や注意点・大事なしつけとは?

2022年10月3日

柴犬の子犬の散歩

柴犬の子犬の散歩デビューはいつから?

子犬の散歩デビューは抱っこ散歩から?

柴犬の子犬の散歩時間はどのくらいがいい?

柴犬の散歩のしつけと注意点は?

こんな柴犬の子犬の散歩デビューに関する疑問についてご紹介いたします。

柴犬の子犬の散歩デビューはいつから?

柴犬の子犬の散歩デビュー

小型~中型犬に分類される柴犬は、その表情豊かな愛らしい顔つきで日本犬の中で最も人気のある犬種と言われています。

昭和11年には日本の天然記念物として指定されており、多くの人々から愛されています。

現在では家族の一員として愛される柴犬ですが、元々は山岳地帯で鳥や小動物を狩る猟犬として活躍していました。

そのため、俊敏で活発な柴犬は駆け回る事が大好きなので、多くの運動量を必要とします。

では、柴犬を子犬の時期から飼い始めた場合、散歩デビューはいつから行うのが良いか。

柴犬の子犬が散歩デビュー出来るのは、子犬の時期に受ける約3回のワクチン接種を終了した2週間後です。

子犬は産まれてしばらくは母親の母乳によって様々なウイルスへの抗体を得ています。

しかし母乳が終わると免疫力も低下し、ワクチンを接種しないまま散歩に出掛けてしまうと、今まで防げていた感染症にかかる可能性が高くなってしまうのです。

そのため、生後2か月~4か月頃の間に病院にてワクチンを合計約3回接種する必要があります。

ワクチンを接種後2週間以内は抗体を体に作っている期間のため、まだ散歩には出られません。

柴犬の子犬が散歩デビュー出来るのは、最終のワクチンを接種した2週間後になります。

子犬の散歩デビューは抱っこ散歩から?

子犬の散歩デビュー

柴犬の子犬は生後3か月~4か月の時期を社会化期と言い、外の環境の刺激を受け感受性を豊かにする時期とされています。

社会性を身につける事によって外の環境に慣れ、外でも落ち着ける犬へと成長します。

生後3か月~4か月頃がまだワクチンプログラム中で散歩デビュー出来ない場合は、抱っこ散歩から始めると良いでしょう。

ワクチンが完了していない状態で地面に下ろすと様々な感染症にかかる可能性がありますが、飼い主が抱っこして外を散歩するくらいは大丈夫です。

抱っこされながらでも外の空気を吸って外の音を聞く事は、家の中にいるよりは子犬にとって1日の大きな刺激になります。

また、ワクチンプログラムが完了し、地面に降りて散歩デビューをした時に、もしも子犬が地面に降りるのを怖がったり、歩くのに怯えて散歩出来ない時などは抱っこ散歩からのスタートをすると良いでしょう。

無理に歩かせると、散歩が嫌な思い出になり散歩嫌いになる可能性があります。

外を怖がる場合は、飼い主が抱っこして少しずつ外の環境や地面に慣らして行くと良いでしょう。

柴犬の子犬の散歩時間はどのくらいがいい?

柴犬の子犬の散歩時間

柴犬は駆け回るのが大好きな好奇心旺盛な犬種です。

そのため柴犬の散歩時間は1日に合計1時間は必要だと言われていますが、子犬の時期に最初から成犬と同じ量を歩かせる必要はありません。

まずは外の環境に慣らすことから始め、個体差はありますが生後5か月頃までは20分程度の散歩をすると良いでしょう。

生後半年を超えると身体もどんどん成長して行くので、生後半年からは30分以上の散歩をするようにしましょう。

柴犬にとって最も散歩に必要なのは、距離よりも質です。

質の良い散歩と言うのは、柴犬にとって好奇心の満たされる散歩です。

同じ場所をずっと歩かせるのではなく、コンクリートの地面の他にも土や草のある場所を歩かせたり、他の犬とコミュニケーションを取ったり、自然のニオイを嗅がせたり、時には休憩して撫でてあげるなど。

柴犬にとって楽しい!と思える質の良い散歩を行う事が、距離を長く歩くことよりも大事な事です。

柴犬の散歩のしつけと注意点は?

柴犬の散歩のしつけ

柴犬は小型から中型に分類される犬種ですが、筋肉質で見た目よりも力が強く、本気の力で不意に引っ張られると人間では負けてしまう事があります。

そのため、散歩をする際にリーダーウォークを身につける事が大切になります。

リーダーウォークとは、飼い主よりも前に歩かず、常に隣に付いて歩く事です。

これは主従関係を構築するトレーニングとしても有効と言われています。

リーダーウォークを覚えるためのトレーニングをいくつかご紹介します。

  1. 首輪とリードを装着し、リードは短く持つ
  2. 飼い主より前に犬が歩く場合は、反対方向にリードを強く引っ張り戻す
  3. 時々飼い主が止まり、その時に犬がそのまま歩く場合もリードを引っ張り止める

この工程を上手に出来るようになるまで何度も繰り返します。

そうすると、犬は引っ張らなくても常に隣に付いて歩くようになります。

柴犬の子犬の時期に最も散歩で注意する点の一つとして、小石やタバコの吸い殻など、地面に落ちている物を拾い食いする事が挙げられます。

飼い主よりも先に歩いてしまうと、食べてしまった時にとっさに止めるのが遅れてしまいます。

子犬の時期からリーダーウォークを意識して散歩すると、拾い食い防止や他の犬や動物との喧嘩防止にも繋がります。

柴犬の子犬の散歩デビューまとめ

柴犬の子犬の散歩デビュー
  • 柴犬の子犬の散歩デビューは最終ワクチン接種から2週間後
  • ワクチンプログラム中は地面に下ろさず抱っこ散歩をすると良い
  • 散歩デビューの際に外を怖がる場合は抱っこして少しずつ外の環境に慣らす
  • 柴犬の子犬の散歩時間は生後5か月頃まで20分程度
  • 散歩は距離よりも、色んな場所に行ったり経験をさせるなど、散歩の質を高める
  • 飼い主よりも先に歩いて行かないようリーダーウォークを行う
  • 柴犬の子犬の時期の散歩では石やゴミの拾い食いに注意する

今回は柴犬の子犬の散歩デビューに関する疑問についてご紹介しました。皆様の愛犬の散歩の参考にしていただけると幸いです。

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  • この記事を書いた人

マサ

20年以上の犬の飼育経験から得た知識を多くの愛犬家に発信しています。私の経験と知識が皆様の愛犬の世話のお役に立てれば幸いです。これからも有益な情報を発信していきますのでお時間がありましたらお付き合いください。

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