
夜の犬の散歩にライトは必須?おすすめは?
夜の犬の散歩で女性が気をつけるべきことは?
犬が夜の散歩を怖がる時はどうすればいい?
犬の散歩に夜しか行かれないけれど大丈夫?
こんな夜の犬の散歩に関する疑問についてご紹介いたします。
目次
夜の犬の散歩にライトは必須?おすすめは?

あたりが暗くなる夜の散歩はどうしても視界が悪くなりがちです。
ライトを持たずに散歩していると歩行者や自転車が犬に気づかず、接触してしまう事故が起こる危険性があります。
時々、愛犬にはライトをつけずに飼い主自身がライトをつけている場合がありますが、実はこれでは夜の散歩に不十分です。
夜の暗い道を人が歩いていても、そこに人がいることを認識するのがとても難しいように、人間よりも地面に近い位置にいる犬の存在に気付けない場合があります。
危険なことが多い夜に散歩を行う際は、飼い主や愛犬の安全を守るためにも「ライト」を必ず用意しましょう。
光る首輪をつけてあげるのもいいですし、小さなライトを首輪やハーネスとリードを繋ぐ金具部分に取り付けるのもおすすめです。
最近では100円ショップでも犬用のライトが販売されているので、低価格で手に入れることもできます。
100円ショップのものでもしっかりと光ってくれるので安心ですが、ただやはり100円クオリティなので少し壊れやすいところがネックです。
(100円なので壊れてもあまりショックはありませんが…笑)
犬の散歩用ライトを選ぶ際のポイントとしてまずはライトの重さに注意することです。
重みでバランスを崩して歩きづらくなってしまうので、身体の小さな小型犬にはできるだけ軽いものを選んであげましょう。
また、愛犬が白内障を患っている場合は白系の明るい光よりもオレンジ系のやわらかく優しい光のライトを選んであげると良いでしょう。
リードが光るタイプのものは、犬の目に直接ライトの光が当たりにくいのでおすすめです。
夜の散歩の危険は、周囲に気づかれにくいという点だけではありません。
夜道は足元が暗くて見えにくいため、愛犬が誤食や段差を踏み外して怪我をしてしまうこともあります。
そうした危険から愛犬を守るためにも、足元を照らすためのライトも準備しましょう。
片手でリードを持ち、もう片方の手でライトを持つというのは手が塞がって不便なので、LEDライトが搭載された伸縮式のリードなどがおすすめです。
夜の犬の散歩で女性が気をつけるべきことは?
夜の散歩は視界が悪いために思わぬ事故が発生する危険が潜んでいるとお話ししましたが、飼い主が女性の場合はさらなる危険が潜んでいる可能性があります。
その危険というのが、「変質者との遭遇」です。
愛犬と一緒とはいえ、夜の散歩は暗い夜道を1人で歩くことに変わりありません。
散歩となれば公園などに足を運ぶこともあるかと思いますが、夜の公園には酔っ払いや変質者といった危険な人物がいる可能性もあります。
また、いつも同じ時間に同じルートで散歩を行っていると、それに気づいた人物に待ち伏せされてしまう危険性も。
夜に散歩を行う場合は1人ではなく複数で行うことが望ましいですが、1人暮らしなどでそれが難しい場合もあるでしょう。
その場合は、街灯があってできるだけ明るい道を散歩ルートに選び、夜でも人通りのあるところで散歩を行ってください。
住んでいる地域によってはそれも難しい場合もあるかと思いますが、万が一のために防犯ブザーなどの防犯グッズを持つなどして必ず対策を行いましょう。
毎日できるだけ同じ時間を避け、もしも不審な人物に出くわした際に逃げ込めそうな近隣のコンビニの位置などをチェックしておくこともポイントです。
「夜道の女性の一人歩きは危険」とよく言われていますが、夜の犬の散歩も同じくらい危険であることを忘れないでください。
犬が夜の散歩を怖がる時はどうすればいい?

夜の散歩は気温も低く、昼間の気温が上がりやすい夏場はとくに夜に散歩を行う飼い主も多いものです。
しかし、犬の中には夜の散歩を嫌がる子もいます。
人間でも暗闇に恐怖心を覚えることがありますが、それと同様に夜の散歩を嫌がる犬も暗い夜道に恐怖心を覚えてしまっている可能性が高いです。
とくに夜の散歩に慣れていない間は、怖がる子が多いかもしれません。
夜の散歩を始めたばかりで愛犬が怖がる素振りを見せていたら、無理に散歩せずに少しずつ夜道に慣らしていきましょう。
危険がないことを理解し、夜の散歩が楽しいと認識すると嫌がっていたのが嘘のように夜の散歩へ出掛けてくれるようになると思います。
それまで夜の散歩を楽しんでいたのに「急に怖がるようになってしまった」場合は、夜の散歩中に何か怖い思いをした可能性があります。
例えば、夜の散歩中に聞こえた大きな音。
暗闇から聞こえてきた大きな音にびっくりしてしまうと、それが原因で恐怖心を覚えてしまうことがあるのです。
夜の散歩を愛犬が嫌がる場合、散歩時間を朝や日中に切り替えてあげるといいですが、仕事などの飼い主の都合上、難しい場合もあるかと思います。
その場合も少しずつ夜の散歩に慣れていけるように、最初は短い距離から散歩をはじめて少しずつ長くしていきましょう。
危険がないことを認識させてあげれば、また夜の散歩を楽しんでくれるようになります。
犬の散歩に夜しか行かれないけれど大丈夫?
犬の散歩は1日に2回が理想とされていますが、夜だけの散歩でも問題はありません。
飼い主の生活スタイルによっては、1日に何度も散歩へ連れていくことは難しいでしょう。
気温の高い夏場はむしろ夜の散歩の方がいいとされているので、「夜しか散歩へ行けない」と飼い主が気負いする必要はありません。
散歩で大切なのは、回数よりも「満足感」です。
たとえ1日に1回の散歩でも、毎日違うルートを散歩したり少し走ってみたりと刺激を与えてあげることで十分満足感を与えられます。
そして、飼い主の休みの日などで1日に2回の散歩へ連れていけそうな日には、太陽の光が浴びられる時間帯に連れ出してあげてください。
また、たまにでいいので公園やドッグランでボール遊びをしてあげたり、思い切り走らせてあげることの出来る日を作ってあげましょう。
愛犬にとって散歩は、大好きな飼い主とのコミュニケーションの場です。
散歩という時間を一緒に過ごすことで愛犬との絆が深まり、より良い関係が築けるようになります。
犬にとっては「いつ」散歩に行くのかではなく、「誰」と散歩に行くのかが大切なのです。
夜の犬の散歩まとめ

- 視界の悪い夜の散歩を安全に行うためにも、必ずライトを用意する
- 夜の散歩は女性にとってさらなる危険が潜んでいる可能性があるため、明るい道を選んだり防犯ブザーを持ったりと対策を行う
- 犬が夜の散歩を怖がる場合は無理に散歩は行わず、少しずつ夜道に慣らしていく
- 夜だけの散歩でも問題はないが、たまに思い切り遊ぶことができる日を作ってあげる
今回は夜の犬の散歩に関する疑問についてご紹介しました。皆様の愛犬の散歩の参考にしていただけると幸いです。