
チワワの散歩のしすぎは良くない?しすぎのシグナルは?
チワワに最適な散歩の頻度は?
チワワの散歩の距離はどのくらいがいい?
チワワの散歩時間1時間は長い?
こんなチワワの散歩のしすぎに関する疑問についてご紹介いたします。
チワワの散歩のしすぎは良くない?しすぎのシグナルは?

身体の小さなチワワは、「家の中を歩かせるだけでも十分に運動になる」と聞いたことがある方も多いでしょう。
実際にペットショップでも、「散歩を行わなくてもいい」と店員に説明されたことがある人もいるかもしれませんね。
確かにチワワは小型犬の中でも「超小型犬」と言われるほど身体が小さく、他の犬種に比べると必要な運動量も少ないです。
しかし、だからといって散歩が必要ないというわけではありません。
運動量が少なくても大丈夫だからと散歩へ連れて行かず、室内のみで飼育していると次第にストレスが溜まっていき、過剰に吠えるなどのトラブルが発生するようになってきます。
散歩には運動だけではなく、犬のストレス発散や気分転換のほかに、社会性を身に付けたり身体の発達を促す効果もあるので、たくさん運動させる必要がないチワワでも出来るだけ散歩へ連れ出してあげましょう。
しかし、散歩のしすぎは逆にストレスを与えてしまったり、怪我の原因になったりとチワワの身体に負担をかけてしまいます。
口を開けて荒い呼吸(パンティング)をしていたり、舌を出しっぱなしにしていたり、その場に座り込んでしまったりしているときは、疲れている証拠です。
愛犬の身体に負担をかけてしまわないように、愛犬の様子をしっかりと観察しながら適度な運動をさせてあげてください。
チワワに最適な散歩の頻度は?

犬の散歩は、「1日に2回」が基本です。
大型犬の場合は、多いと「1日に3~4回」の散歩が必要だったりもします。
一方チワワは身体がとても小さく、大型犬に比べると必要な運動量もかなり少ないので、「1日に1~2回」の散歩を毎日行うのが理想です。
しかし天候や体調、飼い主の都合によっては散歩を毎日行うのが難しい時もありますよね。
そんな時は、無理に散歩を行わなくても大丈夫です。
家の中でもおもちゃを使って遊んであげるだけでも、1日に必要な運動量を満たすことができるので、家の中で運動させてあげましょう。
雨などで天気が悪い日は、屋内のドッグランやドッグカフェなどを利用するのもおすすめです。
家にこもりっぱなしだとストレスが溜まってしまうので、屋内施設などもうまく利用しながら愛犬が快適に過ごせるように環境を整えてあげましょう。
チワワの散歩の距離はどのくらいがいい?

チワワの散歩に最適な距離は成犬の場合「1日約2km」、子犬の場合は「約1km」とされています。
家の中で歩き回るだけでも達成できる距離ですが、外に出た方がストレスの発散にもなるので外へ連れ出してあげましょう。
チワワの散歩は距離も大事ですが、散歩コースの選び方も重要になってきます。
超小型犬とされるチワワの小さな身体はとても繊細なので、身体に負担のかからない散歩コースを選んであげてください。
チワワは他の犬種に比べると骨や関節も小さく、あまり強くないので長い階段を上ったり坂道の多い散歩コースはチワワの身体に大きな負担をかけてしまうため避けるようにしましょう。
どうしても散歩コースに坂や階段がある場合は、散歩の距離を短くするなどして調整するといいでしょう。
また、チワワは大きくくりくりとした目がチャームポイントです。
チワワの大きな目は異物が入りやすく傷つきやすいため、目の怪我を防ぐためにも草むらへ入るのは避けた方がいいでしょう。
先のとがった枝や草が目に入らないように、散歩中は気を付けてあげてください。
チワワの散歩時間1時間は長い?

「犬には1時間の散歩が必要」と考える方も多いでしょう。
しかし、身体の小さなチワワに長時間散歩をさせるのは、身体に大きな負担を与えてしまうので絶対に避けるべきです。
チワワに最適な散歩時間は「20分~30分」が目安とされているので、これを元に愛犬の様子を見ながら散歩時間を決めるようにしましょう。
散歩時間の決め方としては、お散歩を始めたばかりのころは短い散歩時間からはじめ、愛犬の様子を見ながら少しずつ散歩時間を伸ばしていくといいです。
その日の健康状態や散歩コースによって愛犬の疲れやすさは変わってくるので、前述でも述べたように荒い呼吸をしていないかなどしっかりと観察しながら散歩時間を調整してあげてください。
ハイキングなどで長時間外に出る場合は、こまめに休憩を取ることでチワワの身体に負担がかからないように配慮してあげましょう。
歯茎や舌の色が紫色に変化している場合は、かなり疲れていて身体の中の酸素が少なくなっている状態です。
散歩後に愛犬の歯茎や舌が紫色になっている場合は、散歩時間を短く調整してあげてください。
また、歯茎や舌が紫色になっているのにそのまま散歩を続けてしまうと、過呼吸を起こしたりして命に関わるトラブルが生じる可能性があります。
散歩中に愛犬の歯茎や舌が紫色になっているなと感じたら、すぐに散歩を切り上げるようにしてください。
チワワの散歩まとめ

- 散歩のしすぎは超小型犬のチワワの身体に負担をかけてしまうので、疲れたシグナルを見せていないかしっかりと観察する
- チワワの散歩は「1日に1~2回」を毎日行うのが理想
- チワワの最適な散歩距離は成犬で「約2km」子犬は「1km」とされており、坂道や階段が多い散歩コースは避ける
- チワワに最適な散歩時間は「20~30分」とされており、長時間の散歩は身体に負担を与えてしまうので避ける
今回はチワワの散歩のしすぎに関する疑問についてご紹介しました。皆様のチワワの散歩の参考にしていただけると幸いです。