
犬のおやつを入れるおもちゃがある?
おもちゃにおやつを入れる事でどんな効果がある?
おもちゃにおやつを入れる事によるデメリットは?
おやつを入れるおもちゃの上手な使い方は?
こんな犬のおやつを入れるおもちゃについてご紹介いたします。
目次
犬のおやつを入れるおもちゃがある?

犬のおもちゃは目的や用途に合わせて多種多様なものが販売されています。
- お留守番で退屈しないように
- 一人でも楽しく遊べるように
- 飼い主さんとヒモの引っ張り合いっこをしたり
- 一緒に寝たり
- 犬の考える力を養うために
など、愛犬のために色々なおもちゃをたくさん買ってしまう飼い主さんも多いのではないでしょうか?
そんなたくさんのおもちゃの中には、おもちゃの中におやつを入れて遊べるおもちゃもあります。
これらのおもちゃを「知育おもちゃ」とも呼び、遊ぶことで愛犬の成長に役立つものです。
そんなおもちゃにはどのような効果があるのでしょうか?
おもちゃにおやつを入れる事でどんな効果がある?

おやつを入れたおもちゃで遊ぶことで、多くの良い効果が期待できます。
- 頭を使うことで考える力を身に付けられる
- 体を使うことでエネルギーを発散できる
- 老化防止になる
- 集中力が向上する
- 早食いや丸飲みを防止できる
- 留守番などで退屈な時間をなくすことができる
頭を使うことで考える力を身に付けられる
普通のおもちゃは純粋に遊びを楽しむものですが、おやつを入れたおもちゃは楽しいだけでなく頭を使います。
おやつを入れたおもちゃを犬に渡すと犬は匂いなどでおやつの存在に気付きますが、おもちゃの構造上なかなか取ることができません。
このときに、犬の探索欲求や本能が刺激されます。
おもちゃの中に入ったおやつをどうすれば取れるのかを考え、考える力を身に付けることができます。
体を使うことでエネルギーを発散できる
おやつを得るために口や鼻、足を使って転がしたり蹴ったり咥えたりします。
このように、遊びながら全身の筋肉を使って動き回ることで、エネルギーを発散することができます。
雨などで散歩に行けない日にもオススメです。
犬の老化防止になる
子犬や成犬のうちから知育おもちゃで遊ぶことで、体力的にも精神的にも成長することができます。
脳が活性化され、認知症や老化予防に期待できるでしょう。
またフセの状態で遊ぶことができるため、運動量が減ったシニア犬も鼻や前足、嗅覚を使って遊ぶことができます。
犬の集中力が向上する
犬が集中できる時間は5~15分程度と言われています。
そのような理由からオテやオスワリなどのしつけやトレーニングにおいて、犬の集中力が切れる前に切り上げると良いとされています。
おもちゃの中におやつを入れることで、おやつを取ろうと必死になって遊ぶため、いつの間にか集中力が持続します。
そのため、楽しみながら集中力を向上することができます。
早食いや丸飲みを防止できる
犬は習性により食べ物を早食いしたり丸飲みしたりすることがあります。
早食いや丸飲みをすると胃に大きな負担がかかるため、体調を崩す恐れがあります。
その点、知育おもちゃはゆっくりとおやつが出てくるので、早食いや丸飲みを防止することができます。
また時間をかけてゆっくりおやつを食べるため、留守番などで退屈しのぎにもなります。
ゆっくり食べることで満腹感や満足感が増し、食べすぎの予防も期待できるでしょう。
おもちゃにおやつを入れる事によるデメリット

おやつを入れたおもちゃで遊ぶことでさまざまな良い効果があるとご紹介しましたが、当然デメリットもあります。
おやつを入れることによる衛生管理の手間
おもちゃの中におやつを入れるため、きちんと中までキレイに洗わないと衛生的に良くありません。
おもちゃの中におやつを入れる機会が多い、つまり知育おもちゃで遊ぶ機会が多いご家庭では、十分に衛生面に気を配りましょう。
おやつの与えすぎによるカロリーオーバーに注意
知育おもちゃが好きだから、楽しんでくれるからといって頻繁に知育おもちゃを使うと、カロリーオーバーとなって肥満になってしまいます。
犬は探求心が強く匂いに敏感なので、おもちゃの中に入ったおやつを全て食べるまで諦めない子もいます。
愛犬の一日の摂取カロリーをきちんと管理して、おやつをあげすぎないようにしましょう。
おやつを入れたおもちゃで遊ぶには、愛犬に合ったものを選ぶことも大切になります。
犬によっては、知育おもちゃの中に入ったおやつがなかなか取れず、諦めてしまう子もいます。
そのため、犬の前でおやつをおもちゃに入れるところを見せたり、おやつの匂いを嗅がせたりするなど、おもちゃで遊ぶためのサポートをしてあげてください。
まずは知育おもちゃに興味を持ってもらいましょう。
また、愛犬に合った形状や重さ、素材、難易度の知育おもちゃを選ぶことも大切です。
知育おもちゃを選ぶポイントは7つです。
愛犬の性格や好みなどを考慮して選んであげてください。
- おやつが出てくる量が調節できるもの
- 最初は難易度が低いものを選び、慣れてきたら徐々に難易度を上げていく
- 誤飲を防ぐため、犬の口よりも大きなサイズのもの
- 集中して長く遊べるよう、丈夫な素材のもの
- おやつ探しに集中できるよう、滑り止めが付いているもの
- 飽きやすい性格の子は何通りもの遊び方ができるもの
- 噛むことが好きな子は歯の健康に考慮したもの
おやつを入れるおもちゃの上手な使い方

おやつを入れたおもちゃは一人で遊んでもらうことが多いですが、目的に合わせて使用することがオススメです。
「しつけ用にしたい」「考える力を付けてほしい」など、何をしたいのかを明確にすることでより愛犬のためにもなります。
ここでは、普段の生活においておやつを入れるおもちゃの上手な使い方をご紹介します。
留守番中の飽き防止に
犬にとって留守番は、とてもつまらなく退屈なものです。
そんなときに役に立つのが、おやつを入れるおもちゃです。
おもちゃに入ったおやつに夢中になることで飼い主さんがいないことの寂しさを紛らわすことができ、楽しく集中して時間を過ごすことができます。
来客の吠え防止に
初めましての人が家の中に入ったときに吠えてしまう子にも、おやつを入れるおもちゃは有効的です。
来客が来る前におやつを入れるおもちゃを渡し、おやつに集中させます。
おやつを食べ終わった、または知育おもちゃに飽きたころには来客の匂いや雰囲気が部屋になじみ、警戒心も薄れているはずです。
注意が必要なのは、おやつを入れるおもちゃを渡すタイミングです。
吠えたときに渡してしまうと「吠えるとおやつがもらえる」と学習してしまうため、余計に吠えるようになってしまいます。
必ず吠える前に渡しましょう。
おやつを入れる犬のおもちゃまとめ

- おやつを入れることで犬が頭を使って楽しめるおもちゃがある
- おやつを入れるおもちゃは犬にとって多くの良い効果が期待できる
- おもちゃを入れるおもちゃは衛生面に気を付ける
- おやつを与えすぎてカロリーオーバーにならないように管理することも大切
- 愛犬に合った知育おもちゃを選ぶことが大切
今回は犬のおやつを入れるおもちゃについてご紹介しました。皆様の愛犬の世話の参考にしていただけると幸いです。