オス犬はトイレでなぜ足上げをする!?足上げトイレをやめさせたい

2022年7月31日

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犬の足上げおしっこ

犬のオスはトイレでなぜ足上げをする?

犬のオスの足上げはいつから?

オスでも足上げをやめさせる方法や対策はある?

こんなオス犬のトイレの足上げに関する疑問についてご紹介いたします。

犬のオスはトイレでなぜ足上げをする?

犬のトイレの足上げ

犬の足上げトイレはなぜ?足を上げる理由は?

オス犬はマーキングをする為に足を上げてトイレをします。

犬がマーキングをする理由は、他の犬にそこが自分のテリトリーであると主張する為、もしくは自身をアピールする為と言われています。

では何故おしっこでマーキングをする際に、足を上げる必要があるのか。

それは、出来るだけ他の犬よりも高い位置にマーキングをする為です。

他の犬の情報を消して上書きする為、出来るだけ高い位置におしっこをしたい、というのはメス犬へのアピールやテリトリー意識の高いオス犬特有のものと言えます。

犬はおしっこで、その犬の性別や発情等の健康状態、年齢まで分かると言われています。

それを他の犬に知らせる事で自身の情報や優位性を示す事になるので、発情期のオス犬はマーキングが活発になり、普段はしない場所でもトイレをしてしまう子が多くいます。

しかし足を上げてトイレをするメス犬もいます。

気の強いメス犬が自分のテリトリーを主張する為にする場合や、綺麗好きで自分の足が汚れるのを嫌う子等、理由は様々なので一概にもオスだけが足を上げてトイレをする、と言う訳でもないようです。

子犬のオスの足上げはいつから?

犬のオスの足上げはいつから?

犬の足上げマーキングはいつから?

生まれたばかりの犬は足腰が発達していないので、最初は腰を落として排尿を行います。

足を上げてトイレを始めるのは足腰がしっかりして生殖器が発達し、性ホルモンが活発化する頃になります。

個体差はありますが早い子で6か月、遅い子でも10か月、平均8か月頃と言われています。

オスでも足上げをやめさせる方法や対策はある?

犬の足上げをやめさせる

成犬の足上げトイレをやめさせたい

オス犬が足を上げてトイレをすると周りに飛び散ったり、トイレスペースを大きく確保するなど、室内犬であれば飼い主は大変な思いをする事になります。

室内で飼っている場合、散歩の時にしかトイレをしない子もたくさんいますが、留守番をする時間が長く家にいる時間が多い犬は室内でトイレをさせなければなりません。

その際に足上げをやめさせる為の方法や対策をいくつかご紹介いたします。

犬の足上げトイレをやめさせる

オス犬でも子犬の頃には足を上げないで腰を落としてトイレをしています。

その後、生殖器が発達するに伴い足上げトイレを始めるのですが、その際に上げた足を飼い主がゆっくりと下ろすようにします。

トイレのたびにこのトレーニングを繰り返します。

足を上げないで腰を落としてトイレが出来た時には、おやつをあげるなど大げさなくらい目一杯褒めてあげましょう。

このようなトレーニングを繰り返す事によって「座ってトイレをするのは良い事」だと犬は覚えます。

注意点として、足を上げてトイレをした際に怒ると「トイレをすると怒られる」と思ってしまい、思うようにトイレが出来なくなってしまいます。

上げた足を下げる際は、落ち着いてゆっくりと足に触れましょう。

このトレーニングは、出来れば足を上げてトイレをし始めるタイミングが望ましいので、子犬の頃が最適なのですが、3歳などの成犬でも足上げが直った事例はあります。

しかし成犬の場合は子犬以上に時間がかかってしまうなど、ストレスになる可能性があるので慎重にトレーニングを行う必要があります。

オス犬でもトイレで足を上げない犬はいる?

トイレトレーニングによってオス犬でも足上げトイレをやめさせることができますが、他にもトイレの時に足上げをしないオス犬もいます。

子犬や足腰の弱った老犬なども足上げトイレをしないことが多いものです。

また、足上げトイレをやめさせる方法の中には去勢と言う手段もあります。

去勢してしまえば、他の犬に自身の優位性を示す必要もなくなるので目的がなくなります。

マーキングの頻度も三分の一に減少すると言われています。

その為、去勢をすれば足上げトイレをする可能性は低くなると言えます。

しかし、去勢をしても足上げトイレを始める子はいるので、その際には前述したトレーニングを行う必要があります。

室内での犬の足上げトイレ対策

次に足上げトイレの対策です。

床にトイレシートを敷くだけでは、いくらワイドサイズのシーツでもおしっこが飛び散るなど、漏れてしまう可能性があります。

壁にシーツを貼るという手段もありますが、見栄えもあまり良くありませんし、汚れたシーツを取り換える際、毎回壁の貼り換えも行うのは大変です。

犬用トイレトレーには平面型と囲い型、L字型と主に3種類あります。

その内、L字型は背面が高いので足を上げてトイレをする犬にお勧めされているトイレトレーになります。

L字型トレーは基本的に折り畳みが可能な物が多く、お出かけや収納する際はとても便利なトイレトレーです。

L字トレーの他にも、平面型のトイレを設置して真ん中におしっこの的になる物を置く方法があります。

オス犬は高い位置におしっこをするので、電柱や建物の壁などを好んで的にします。

その代わりになるポールやペットボトルなどにトイレシーツを巻いて手作りし、トイレの真ん中に設置します。

なかなか手作りするのが難しい方は、市販でも犬のトイレ用ポールが売っているので、それを購入して自宅のトイレに設置出来ます。

ただし、トイレの真ん中に的を置く方法は、おしっこの量が比較的に少ない超小型犬~小型犬に推奨された方法なので、量の多い中型犬~大型犬にはあまりこの方法をお勧めできません。

犬のオスのトイレの足上げまとめ

犬のトイレの足上げ
  • 生まれたばかりの頃は足腰が発達していないので最初は座ってトイレをしている
  • 平均生後6か月~10か月で足を上げてトイレを始める
  • オスだけではなくメスも足を上げてトイレをする子がいる
  • 足上げをやめさせるには、犬が足を上げたタイミングで足に触れて下ろす動作を繰り返す
  • 失敗した時など足を上げてトイレをした時に叱らない
  • 座ってトイレが出来た時にはたくさん褒めてあげる
  • 足上げが直らない場合はL字のトイレトレーを飼うなど対策をする

今回は犬のオスのトイレの足上げに関する疑問についてご紹介いたしました。皆様の愛犬の世話の参考にしていただけると幸いです。

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  • この記事を書いた人

マサ

20年以上の犬の飼育経験から得た知識を多くの愛犬家に発信しています。私の経験と知識が皆様の愛犬の世話のお役に立てれば幸いです。これからも有益な情報を発信していきますのでお時間がありましたらお付き合いください。

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