
犬がトイレシートを噛むのはなぜ?
犬がトイレシートを食べてしまったけれど大丈夫?
子犬がトイレシートを食べるのを辞めさせるには?
こんな犬がトイレシートを噛んだり食べてしまう問題についてご紹介いたします。
目次
犬がトイレシートを噛むのはなぜ?

室内犬を飼っている場合、トイレシートをケージの中や、そのまわりに敷いている方が多いと思います。
ふと目を離したとき、愛犬がトイレシートを噛んでいることはありませんか。
留守番をさせていたらトイレシートがぐちゃぐちゃになっていたなんてことも。
愛犬がトイレシートを噛んでしまうと悩む飼い主は多いものです。
なぜ犬はトイレシートを噛んでしまうのでしょう。
その理由を知らなければ適切な対応もできないかもしれません。
犬がトイレシートを噛む理由は、
- 退屈だからいたずらしてしまう
- 飼い主にかまってほしい
- おもちゃのひとつになっている
ということが多いといわれています。
犬にとって退屈な時間は運動不足やストレスにも繋がります。
犬に退屈な時間を与えないためにも、愛犬といつも以上に遊ぶ時間を作る工夫をしてみるのもよいでしょう。
犬は飼い主のことが大好きです。
飼い主の気を引くためにトイレシートを噛んでいる可能性もあります。
愛犬がトイレシートを噛んでいて大きな声を出したことはありませんか?
犬にとっては飼い主の大声は遊んでくれたと勘違いしてしまう場合があります。
大きな声で反応してくれたと思いまた同じ反応をしてほしくて噛んでしまっているいうこともあるのです。
噛まないように叱るときにはポイントがあります。
愛犬がトイレシートを噛んだらすぐに低い声でしかることです。
すぐにということが大事です。
悪いことをしたすぐに叱らないと犬はなぜ怒られているのか理解できません。
また、しかるとき愛犬と目を合わせず何事もなかったかのように振る舞うのもポイントです。
犬にとって飼い主に無視されるのが一番つらいことなのです。
噛んでも飼い主が反応してくれないと犬が学び、問題行動が減るでしょう。
愛犬がトイレシートをおもちゃにしていることもあります。
この場合は、犬がトイレシートで遊びはじめたら他のおもちゃを与えましょう。
トイレシートから気をそらすことがおすすめです。
おもちゃに興味を示さない犬もいるかもしれません。
そんな犬にはおもちゃのなかにエサを入れられる知育玩具がおすすめです。
このようにトイレシートを噛むには犬なりの理由があります。
愛犬の様子をよく観察して理由別に適切に対処していきましょう。
犬がトイレシートを食べてしまったけれど大丈夫?

噛むだけならばそれほど心配はいりませんが、トイレシートを噛んで食べてしまっている場合には注意が必要です。
ビリビリに破いているだけと思ったらシートの破片がない!?と慌てた経験はありませんか。
愛犬がトイレシートを飲み込んでしまったらとても心配になりますよね。
犬がトイレシートを噛んで食べてしまうとさまざまな危険があるので注意しましょう。
当然の事ですが、トイレシートは食べることを考えて作られていません。
食べても安全といえるものではないのです。
トイレシートは不織布や吸水ポリマーなどが何層にもなっています。
飲み込んでしまった場合、胃腸などで消化できず体内で詰まる恐れがあります。
もしも食べてしまった場合、多量の場合はすぐに動物病院に連れていきましょう。
ごくわずかの場合は、うんちをよく観察してください。
食欲がない、嘔吐するなどいつもと少しでも様子がおかしいと感じたら、できるだけ早く動物病院へつれていきましょう。
子犬がトイレシートを食べるのを辞めさせるには?

トイレシートを噛んだり食べたりするのは子犬に多いといわれています。
子犬は目の前にあるものなんでも興味があるためトイレシートは絶好の標的です。
一度トイレシートに興味を持ってしまうと噛んだり食べるのをすぐにやめさせるのはなかなか難しいものです。
しかしトイレシートを食べてしまっている場合はできるだけはやく辞めさせましょう。
トイレトレーを使用して辞めさせる方法
トイレシートを挟むタイプのトイレに変更するなど、子犬とトイレシートを物理的に離すことがおすすめです。
おすすめのトイレは『メッシュステップ トイレトレー』です。
このタイプのトイレは、トイレシートのうえにメッシュトレーを置くことができます。
シートに犬が直接触れることができないので安心です。
トイレシートを噛まないようになったら、メッシュトレーを外すことができ、成長に合わせて2通りの使い方ができるのもおすすめポイントです。
トイレシートだけで辞めさせる方法
トイレシートを噛んで食べてしまったときには騒がず落ち着いて対処してください。
飼い主が大声をだすと、犬は驚いてしまいます。
驚いた犬はさらにトイレシートを飲み込んでしまう恐れがあるので注意しましょう。
子犬にトイレシートを食べさせないようにするには犬が口にしても大丈夫なしつけ用の苦いスプレーを使うのもおすすめです。
トイレシートにかけるだけですので飼い主の負担も少なく犬にも安全なものなので安心して使えます。
おすすめのスプレーは、『犬のしつけ用 ビターアップルスプレー』というものです。
苦味成分は、リンゴの皮を使っているので犬の口に入っても安心です。
このスプレーを、トイレシートにかけ噛んだり食べたりするのを防ぐ効果が期待できるのです。
飼い主の負担も少なく犬にも安全なものなので安心して使えるのがうれしいですよね。
また、このスプレーはいたずら防止にも役立ちます。他の場所にも使用でき便利です。
噛んでも破れにくいトイレシートというものをご存じでしょうか。
このタイプのトイレシートは子犬のしつけにもぴったりです。
犬にしかわからないニオイがついているのでトイレトレーニングにも使えるようになっています。
しつけもできる便利なアイテムです。
噛んでも破れにくいトイレシートでは『ボンビアルコン しつけるシーツ 幼犬用』がおすすめです。
このシーツは、トイレトレーニングを考慮して作られているため、犬にしかわからない独特のニオイが配合されているのが特徴です。
また、いたずら好きな子犬の性格に合わせて破れにくい作りにもなっています。
子犬の頃からトイレシートを噛まない、食べない習慣をつけてあげることは大事なしつけのひとつです。
便利なアイテムを利用しながら上手にしつけをしてみてください。
犬がトイレシートを食べるまとめ

- 犬がトイレシートを噛んだり食べたりするのは、いたずらやストレス、運動不足が関係している
- トイレシートを隠すタイプのトイレに変えて犬がトイレシートに直接触れないようにする
- もしも多量にトイレシートを食べた場合、体内で詰まる恐れがあるためすぐに病院に連れていく
- トイレシートを食べさせないために適切なタイミングでしかり、しつけをする
今回は犬がトイレシートを噛んだり食べてしまう問題についてご紹介しました。皆様の愛犬の世話の参考にしていただけると幸いです。