犬のシャンプーは人間用を代用しても大丈夫?犬用と人間用で何が違う?

2022年6月26日

犬のシャンプーは人間用でも大丈夫?

犬のシャンプーは人間用を代用しても大丈夫?

犬のシャンプーは石鹸の代用でもOK?

犬のシャンプーと人間用では何が違う?

こんな犬のシャンプーの代用に関する疑問についてご紹介いたします。

犬のシャンプーは人間用を代用しても大丈夫?

犬のシャンプー代用

犬用のシャンプーを買い忘れた時などに犬のシャンプーは人間用のシャンプーを代用しても大丈夫なのか?

この疑問に関しては、プロのトリマーやブリーダーの中でも意見が分かれていますので、一概に良いともダメとも言えません。

ただ、〇〇用と書かれた商品をその対象外に使うことは基本的にはNGです。

万が一問題が起こってもメーカーが責任を取れなくなるので、飼い主の自己責任になってしまうからです。

他にもおすすめ出来ない理由があります。

その理由とは人間と犬の肌の違いにあります。

人間と犬では、皮膚の薄さが違い、個体差はありますが、犬の皮膚は人間の3分の1程度だと言われています。

よって香料や添加物の入った人間のシャンプーは、犬にとって刺激が強すぎるとも言えます。

また人間の毛髪と犬の被毛もそもそも違います。

犬の被毛は人間の毛髪に比べて細く非常にデリケートにできています。

刺激に弱いため、犬は皮膚からでている脂分で外部からの刺激を抑えているのです。

そのため犬用シャンプーは犬に必要な脂分を洗浄しすぎないようにできています。

一方人間用シャンプーは、人間の毛髪の脂分を洗浄することを目的とした商品です。

なので、人間用シャンプーを犬に使うと犬にとって必要な脂分が落ち、外部からの刺激を受けやすくなってしまいます。

場合によっては、体臭がキツくなったり、皮膚トラブルの原因にも繋がります。

それなら犬用シャンプーなら何でもいいのかと言われるとそういう訳でもありません。

人間と同じく犬にも個体差があるため、その犬に合ったシャンプーかどうかは、使ってみるまで分かりません。

一番大事な事は愛犬にとって一番合うシャンプーを見つけてあげることです。

犬のシャンプーは石鹸の代用でもOK?

石鹸はシャンプーよりも低刺激とも言われますが、こちらもシャンプーと同じく基本的にはNGです。

その理由は人間用の石鹸も香料が強く、脂分を洗浄しすぎるてしまうからです。

同様の理由で人間用ボディーソープも極力使わない方がいいでしょう。

また人間用の石鹸には、防腐剤や着色料等の化学成分が入っています。

犬に人間の化学成分が入った石鹸を使うことで、湿疹や脱毛症等の肌トラブルの原因になってしまうこともあります。

どうしても使用するのであれば、化学成分が入っていない無添加の石鹸やベビー用石鹸をオススメします。

無添加の中には化学成分が入っているものもあるので、事前に成分表を確認するか完全無添加または化学成分無添加と表記されたものを選びましょう。

また犬は人間より三千倍から一万倍鼻が利くと言われているので、匂いが少ない石鹸を使うことも大事です。

いくら無添加と表記されていても、人間用の石鹸には変わりないので、使用前は動物病院で1度相談してみましょう。

犬のシャンプーと人間用では何が違う?

犬のシャンプーと人間用シャンプー

人間用シャンプーは犬用シャンプーに比べて、刺激が強すぎると書きましたが、具体的に何が違うのでしょうか?

まず人間と犬では、皮膚の水素イオン濃度を示すPH(ペーハー)値が大きく違います。

数値が低いほど酸性、高いほどアルカリ性になります。

人間の皮膚のPH値が5,0~6,5の弱酸性に対して、犬のPH値は6,2~8,6の弱アルカリ性です。

シャンプーのCMなどで「弱酸性だから肌に優しい」とよく耳にすることがあります。

したがって人間用のシャンプーは弱酸性、犬用のシャンプーは弱アルカリ性に近づけて作られている物が多いのです。

ちなみに、PH値が多いほど皮膚の細菌が繁殖しやすくなるため、犬は人間よりも肌がデリケートなのです。

さらに大きな違いとして、人間用シャンプーは成分表示が義務付けられているため、製品の安全性が保証されています。

一方犬用シャンプーにはそういった成分表示の義務がありません。

したがって、業者にとって都合の悪い成分は表示させないようにすることも可能なのです。

これを理由に犬用シャンプーを使わずに、成分表示義務がある人間用シャンプーを使う飼い主の方も多いそうです。

また人間用のシャンプーはシリコンが含まれています。

シリコンとは、髪に艶や指通りをよくするためのコーティング剤のようなものです。

ですが人間の髪をコーティングするものなので、犬の肌や被毛には向かないです。

最近はノンシリコンのシャンプーも増えてきてはいますが、添加物も多く含まれています。

同じシャンプーと言っても、人間用のシャンプーと犬用シャンプーでは大きく違いがあることがわかりますね。

犬のシャンプー代用まとめ

犬のシャンプー代用
  • 犬に合ったシャンプーを使うことが大事で基本的に犬に人間用シャンプーは使わない方がいい。
  • 犬に人間用石鹸も基本的には使わない方が無難だが、どうしても使うのなら動物病院と相談してから、無添加の石鹸を使う。
  • 犬と人間のシャンプーの違いは、そもそもの成分や、成分表示義務の有無等大きく異なる。

今回は犬のシャンプーの代用に関する疑問についてご紹介しました。皆様の愛犬のシャンプーの参考にしていただけると幸いです。

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  • この記事を書いた人

マサ

20年以上の犬の飼育経験から得た知識を多くの愛犬家に発信しています。私の経験と知識が皆様の愛犬の世話のお役に立てれば幸いです。これからも有益な情報を発信していきますのでお時間がありましたらお付き合いください。

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