犬がシャンプーを嫌がる理由と対処法!嫌がる時はトリマーに?

2022年6月13日

犬がシャンプーを嫌がる理由

犬がシャンプーを嫌がる理由は?

犬がシャンプーを嫌がる時の対処法は?

犬がシャンプーを嫌がる時はトリマーに頼むべき?

犬がシャンプー後のドライヤーを嫌がる理由は?

こんな犬がシャンプーを嫌がる理由と対処法についてご紹介いたします。

犬がシャンプーを嫌がる理由は?

犬がシャンプーを嫌がる理由

犬がシャンプーを嫌がる理由は主に次のようなものがあげられます。

  • 水やお湯に濡れるのが嫌い
  • シャワーの音が怖い
  • シャワーのお湯が熱いか冷たい
  • シャンプー剤が嫌い
  • 過去に水が目や鼻に入ったことがある
  • 疲れる
  • 飼い主が怒る・うるさい

このような理由が挙げられます。

水やお湯に濡れるのが嫌い

泳ぐのが得意な犬種や、好奇心が強い犬の中にはシャンプーの水に全く抵抗を感じない犬もいます。

その反面、肉球が濡れることすら不快に感じる犬もいます。

濡れた毛の感覚が苦手であったり、いつもと違う体の変化を嫌うのかもしれません。

体が濡れることで、寒さを感じる犬もいるでしょう。

シャワーの音が怖い

シャンプーの音は普段聞きなれない音なので、びっくりして怖がる犬もいます。

おとなしい性格であったり、怖がりなタイプの犬はその怖さを覚えてしまい、シャワーヘッドを見ただけで逃げてしまうこともあります。

シャワーのお湯が熱い、冷たい

人間が心地よく感じるお湯の温度と、犬が好む温度は違います。

人がさわって、ぬるいと感じる35~37度ほどに水温を設定してあげなければいけません。

寒い時期はお湯の温度を上げるより、室温をあげて寒くないようにしてあげましょう。

シャンプー剤が嫌い

犬は人の数千倍の嗅覚をもっています。

もしシャンプー剤の香料が、その犬にとって苦手なタイプだった場合は、大変不快な思いをすることでしょう。

洗浄成分の刺激や、肌に触れる感触が嫌だと感じる犬もいます。

水が目や鼻に入ったことがある

以前に目や鼻に水が入ったことがあり、痛みやむせた経験から嫌悪感をもっているパターンがあります。

疲れる

犬のシャンプーは、飼い主にとって大変な作業です。

犬の方も普段しないような姿勢をとらされ、シャワーとシャンプーに耐えるのですから、疲れてしまうのも当然です。

その記憶が「シャンプーは面倒で疲れる」と残ってしまうのかもしれません。

飼い主が怒る、うるさい

シャンプーに慣れない飼い主が、嫌がる犬をじっとさせることは難しいことです。

飼い主も早く終わらせたいがために「すぐ終わるからじっとして!」など大きな声をだしたり、不意な動きにパニックをおこしてしまうことがあります。

その時の驚きなどで、シャンプーが嫌いになる犬もいます。

このように犬の性格や過去の経験など様々な理由でシャンプーを嫌がることがあります。

だからと言ってシャンプーを全くしないと言うわけにもいきませんので、それぞれに対処法を考えていきましょう。

犬がシャンプーを嫌がる時の対処法

濡れること自体が嫌いな犬の場合は、普段から水に慣れさせる必要があります。

いきなり水遊びをさせたりせず、散歩の後に足を濡らすことから始めてみましょう。

汚れた足を拭く雑巾などに、水を多めにふくませ慣れさせます。

うまくできた時は褒めてあげたり、遊んであげると濡れることへの抵抗感が減っていくかと思われます。

そしてシャワーをする場所が怖くないことを教えてあげましょう。

バスルームでシャワーをさせたいのであれば、次のようにするのがオススメです。

  • バスルームにおもちゃを置いて連れて行く
  • お風呂の様子を観察させる
  • 湯舟にお湯をはって見せてみる
  • シャワーからお湯を出してみる

段階を踏んで濡れることは怖くない、お風呂は怖い場所じゃないと教えてあげるのです。

シャンプーをさせる場所が野外の場合も同様に、遊ぶゾーンに加えたり、水まき風景を見せてあげたりすると水への抵抗感が減るかと思われます。

濡れることへの抵抗感がなくなれば、シャンプーに対するハードルがグッと下がります。

少しずつ嫌がらない程度に慣れさせてみましょう。

犬がシャンプーを嫌がる時はトリマーに頼むべき?

犬がシャンプーを嫌がる

犬がどうしてもシャンプーを嫌がる時は、サロンへ行きトリマーにお願いするといいでしょう。

トリマーはプロなので、シャンプーの時の手順やコツを熟知しています。

さらにサロンはシャンプーをスムーズに行える設備も整っているので、シャンプー嫌いの犬でも暴れたりすることも少ないでしょう。

長毛犬種や、パーマ状の毛をもつ犬のシャンプーは、飼い主が慣れるまで洗うのは大変ですし、時間や手間がかかります。

するとどうしても、お手入れができない期間が長くなりがちになり、犬の体によくありません。

サロンではシャンプー以外にも、肛門腺絞りや爪切り、耳掃除をしてくれるので、利用のメリットは数多くあるのです。

サロン選びは、トリマーの施術テクニックも大切ですが、カウンセリングがきちんとおこなわれているか確認しましょう。

犬の性格はもちろん、普段のお手入れ方法、触られると嫌がる場所や、病気や手術の有無を把握してくれるサロンは良心的だといえます。

サロンのトリマーとは、犬はもちろん飼い主との相性のよさも必要です。

「有名なトリマーだから」というより、人柄を重視すると安心して預けることができ、これからの付き合いもうまくいきます。

犬がシャンプー後のドライヤーを嫌がる理由

犬がシャンプー後にドライヤーを嫌がるのは、音が怖い、暑い、疲れる、などの不快感があげられます。

そういった状況をクリアすることで、ドライヤー嫌いを克服できるかもしれません。

ドライヤー本体は人間用のものでOKですが、静音機能がついているもの、風量、熱さの調節が細かくできるものにしましょう。

人間のドライヤーは手にもって使うタイプなので、じっとしてくれる犬には向いていますが、動きまわる犬には向いていません。

ドライヤーを手伝ってくれる人がいない場合、無理やり捕まえたり、追いかけることになりがちなので、ペット用のドライヤーがあると便利です。

ペット用のドライヤーは床に置けるタイプで、温風はホースから放出されるようになっています。

乾かす人は一人でも両手が使えるので、犬をなでたり落ち着かせながら乾かすことができ、ドライヤーが嫌いな犬でもじっとしてくれるかと思われます。

まずは人間用のもので様子を見ながら、検討するといいでしょう。

乾かす際はドライヤーの風を直接あててはいけません。

体から30センチほどはなして、ドライヤーを細かく動かしながら乾かします。

一点に集中すると風や熱が体に伝わり、やけどや不快感の原因になります。

ドライヤーの風は、毛並みに逆らうように当てます。

地肌から毛先へ乾かしながら、手ぐしやコームで整えるときれいに仕上げることができるでしょう。

乾かし方以外にドライヤーを使う時間を減らすことも大切です。

そのためシャンプー後の、タオルドライはしっかりするようにし、時間短縮を意識しましょう。

タオルドライは背中と胴体、頭や顔、首回りを念入りにすると、後のドライヤーが楽になります。

耳の毛が長い犬種は、耳を早めに乾かした方がクセがつきにくいので、工夫してみましょう。

シャンプーにしろ、ドライヤーにしろ、嫌いなことをクリアするごとにたくさん褒めてあげ、慣らすことが一番重要です。

犬がシャンプーを嫌がる理由まとめ

犬がシャンプーを嫌がる理由まとめ
  • 体が濡れることやシャワー音などに恐怖感や不快感をもつ犬がいる
  • 対処法は水に濡れることやシャンプーをする場所に慣れさせるといい
  • トリマーに頼むことは、犬だけでなく飼い主にもメリットがある
  • ドライヤーの音、風量、熱さに疲れや嫌悪感をもつ犬もいる

今回は犬がシャンプーを嫌がる理由と対処法についてご紹介しました。皆様の犬のシャンプーの参考にしていただけると幸いです。

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  • この記事を書いた人

マサ

20年以上の犬の飼育経験から得た知識を多くの愛犬家に発信しています。私の経験と知識が皆様の愛犬の世話のお役に立てれば幸いです。これからも有益な情報を発信していきますのでお時間がありましたらお付き合いください。

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