犬のシャンプーの頻度は毎日!?チワワや柴犬など犬種によって違う?

2022年7月8日

犬のシャンプーの頻度は毎日?

犬のシャンプーは毎日行った方がいいのか?

犬のシャンプーの頻度はどのように決める?

犬のシャンプーはチワワや柴犬など犬種によって変わる?

犬にフケがある時のシャンプーの頻度はどうしたらいい?

こんな犬のシャンプーの頻度における疑問についてご紹介いたします。

犬のシャンプーは毎日行った方がいいのか?

犬のシャンプーは毎日?

犬は自分で毛づくろいをしないので、定期的にシャンプーをしてあげなければいけません。

シャンプーの頻度は月に1~2回が目安です。

人間は毎日シャンプーをする人が多いため、月に1~2回というのは少ないと思われがちですが、犬には毎日シャンプーをしない方がいい理由があるのです。

犬は自分の体の匂いが変わることを嫌がります。

シャンプー後に体をソファーなどにすり寄せるのはそのためで、頻繁ににおいが変わることがストレスとなるのです。

さらにシャンプーのしすぎは、肌に必要な油分まで洗い流してしまうため、フケや乾燥の原因になります。

毎日の体の汚れのケアは、ブラッシングと、濡れタオルなどで拭くだけで十分です。

拭く場所は汚れやすい足、目の周り、口まわり、耳は意識して拭くといいでしょう。

ブラッシングは汚れを落とすだけでなく、飼い主とのコミュニケーションになるので積極的に行うようにしましょう。

犬のシャンプーの頻度はどのように決める?

犬のシャンプーの頻度は、年齢と犬種により変わります。

基本的に犬のシャンプーは月に1~2度が目安ですが、その回数は犬種や年齢により考慮が必要となるのです。

子犬の場合のシャンプー頻度

子犬はシャンプー回数を考える前に、シャンプーを始める時期を見極める必要があります。

家に迎えたばかりの子犬は環境に慣らすため、負担をかけないようにしなければいけません。

そしてシャンプーを家で行う場合は少なくとも、ワクチンを1度すませてからにしましょう。

シャンプーの疲れや、体温の変化などからくる病気を、防ぐことを考えてあげなければいけません。

トリミングサロンでシャンプーをお願いする時も、ワクチン接種について相談をしましょう。

それまでは、ブラッシングや体を拭いてあげるだけで十分です。

ワクチン接種後、元気な状態であれば、月に1度ほどの頻度でシャンプーをしましょう。

成犬の場合のシャンプー頻度

健康な成犬は月に1〜2回のシャンプーを行いましょう。

それ以上行うと、皮膚の大切なバリア機能である油分まで、洗い流してしまいます。

寝転んだりしてひどく汚れてしまった場合の、シャワーは毎日でもかまいませんが、シャンプーは使わないようにしましょう。

老犬の場合のシャンプー頻度

体力が衰えてきた老犬のシャンプーの頻度は2カ月に1回ほどにしましょう。

老犬にとって、シャワーやシャンプーはとても体力を消耗します。

とくに汚れがない場合は、ブラッシングと濡れタオルなどで拭くだけでかまいません。

どの年齢の犬でも、毎日のお手入れはブラッシングで十分です。

毛並みを整え、絡まりをほぐすことで、たいていの汚れは落とせますので、過度のシャンプーは行わないようにしましょう。

犬のシャンプーはチワワや柴犬など犬種によって変わる?

犬のシャンプーは犬種で違う?

同じ犬でも、チワワと柴犬は体型がまったく違います。

全然違ったタイプの犬でも、年齢が近く健康であった場合、シャンプーも同じような回数にしていいか迷うのではないでしょうか?

犬のシャンプーの頻度は年齢だけでなく、犬のタイプ、毛の種類も目安とします。

毛の種類により、頻度を高めた方がいい場合、少なくていい場合があるのです。

犬の毛には大まかに、次のようなものがあります。

長毛タイプ

毛が長いため絡みやすく、丹念なブラッシングが欠かせませんが、抜け代わりの時期が遅いため抜け毛が少なめです。

しかしブラッシングで取り除くことが難しい汚れが多いため、シャンプーの頻度は高めです。

例えばゴールデンレトリバー、ヨークシャーテリア、ポメラニアン、マルチーズなどがあげられます。

短毛タイプ

毛の抜け代わりが早いので、ブラッシングで抜け毛を取り除くケアが大切です。

皮膚を守る毛が短いため、シャンプーの頻度は低めです。

例えば柴犬、チワワ、トイプードル、ミニチュアダックスフンドなどがあげられます。

しかし同じ短毛タイプでも柴犬は「ダブルコート」で、季節の変わり目にはオーバーコートの毛が多く抜け落ちるため、シャンプーの頻度はやや高めになります。

巻き毛タイプ

抜け毛は少なめですが、毛が絡みやすく毛の間にゴミが入りがちです。

ピジョンフリーゼ、トイプードル、ウエルシュテリアなどは、短毛なのでシャンプーの頻度は少なめです。

しかしプーリーやコモンドールなど長毛タイプもいるので、それぞれ頻度を変えるといいでしょう。

このように毛質、生え方のタイプを参考にして、シャンプーの頻度を決めることをおすすめします。

犬にフケがある時のシャンプーの頻度はどうしたらいい?

犬も人間と同じようにフケが出ます。

フケは皮膚のターンオーバーのサイクルで、古くなった皮膚が剥がれ落ちたものなので、毎日少量はでるものです。

しかし大量のフケが出た場合は、皮膚トラブルがおきている可能性が高いといえるでしょう。

原因はシャンプーのしすぎでの乾燥や、肌に直接シャンプー剤をつけたり、ゴシゴシ洗うなどシャンプーのやり方に問題がある場合があります。

使用しているシャンプー剤が、肌にあわないこともよくある原因です。

そういった時は、まずシャンプーの回数を減らしてみましょう。

乾燥が問題であれば、それでおちつくかと思われます。

洗い方はシャンプーをしっかり泡立て、フケを落とすというより包みこむように、洗ってあげ刺激をあたえないように注意しましょう。

それでも大量のフケが出る、かゆがる、赤みがあるなど他の症状が見られた場合は、感染性皮膚炎かもしれません。

自己判断はせず、なるべく早めに病院へ行き治療を受けるようにしましょう。

犬のシャンプー頻度まとめ

犬のシャンプー頻度
  • シャンプーは月に1〜2回。多すぎるのは良くない
  • シャンプー頻度は年齢を1番に考慮し、毛のタイプで臨機応変におこなう
  • チワワと柴犬のような体型の違う犬も、シャンプーの頻度は年齢と毛のタイプを目安にする
  • フケが出てもシャンプー頻度を増やしてはいけない

今回は犬のシャンプーの頻度についてご紹介しました。皆様の愛犬のシャンプーの参考にしていただけると幸いです。

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  • この記事を書いた人

マサ

20年以上の犬の飼育経験から得た知識を多くの愛犬家に発信しています。私の経験と知識が皆様の愛犬の世話のお役に立てれば幸いです。これからも有益な情報を発信していきますのでお時間がありましたらお付き合いください。

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