
トイプードルのお留守番はケージに入れる?
ケージに入れると暴れる・嫌がるのはなぜ?
ケージをジャンプして飛び越える時はどうする?
トイプードルをケージに慣れさせる方法は?
こんなトイプードルをケージに入れる時の問題についてご紹介いたします。
目次
トイプードルのお留守番はケージに入れる?

トイプードルにお留守番をさせる場合、ケージに入れるのは可哀想だと思う飼い主さんもいるでしょう。
しかし、家の中には危険な場所が多々あります。
たとえば電気コードを噛んでしまったり、金属などの食べてはいけないものを食べてしまったり、階段などの高い場所から落ちてケガをしてしまうなどの危険が考えられます。
お留守番中にケガをしたり、体調を崩しても、飼い主さんはすぐに対応できません。
最悪の場合死に至ることも考えられるため、安全な場所であるケージで愛犬をお留守番させることをおすすめします。
トイプードルがちゃんとお留守番できているか様子が気になるのであれば、自宅に設置するペット用のカメラやモニターもあります。
録画機能が付いていたり、飼い主さんが声かけをできる商品もありますので、長時間お留守番をさせるのであれば、そういった商品も活用してみて下さい。
ケージに入れると暴れる・嫌がるのはなぜ?

お留守番をさせるために愛犬をケージに入れても、暴れたり嫌がったりすると、飼い主さんは可哀想に思えてしまうかもしれません。
トイプードルをケージに入れると暴れたり嫌がったりする理由はいくつか考えられます。
なぜ暴れたり、嫌がったりするのか?その理由について考えてみましょう。
ケージの中は退屈だと感じる
トイプードルは小型犬ではあるものの、やはり狭いケージの中で長時間過ごすとなると退屈になるものです。
飼い主さんがいる時にはケージから出て広い場所で走ったり、遊んだり出来るのですから、その方がいいと感じるのは当然です。
ケージで留守番をさせる場合は、ケージの中にトイプードルがお気に入りのおもちゃを入れて、なるべく退屈と思わせさせないことが大切です。
体力が余っている
お留守番をする時に体力が余っていると、外に出たい欲求が余計に強くなり暴れてしまうことがあります。
お留守番をさせる前に少し散歩をして体力を消耗させたり、ストレスを解消してあげることも大切です。
トイプードルにとって散歩は楽しいものですし、体力を使って疲れた後はケージの中でゆっくり休むはずです。
お仕事の都合で毎日ケージでお留守番をさせる場合は、大変かもしれませんが毎朝お散歩に連れて行ってあげましょう。
長時間寝てくれれば、ケージの中で退屈だと感じる時間も短くて済みます。
そして帰宅してから夕方にもお散歩に行ってあげることで、トイプードルに「サークルの中で過ごした後はお散歩に行ける」と認識させることができます。
-
トイプードルの散歩頻度は1日1回が最適!?週一しか行かれない時はどうする?
トイプードルの散歩頻度は1日1回で大丈夫? トイプードルの散歩頻度が週一だと良くない? トイプードルの散歩は雨が降っても毎日行く? どうしても散歩に行かれない時はどうすればいい? こんなトイプードルの ...
続きを見る
騒がしい場所にケージを設置している
トイプードルに限らず、犬は聴力が優れているため、騒がしい場所にケージを設置してしまうと騒音が気になって、ケージの中でゆっくり過ごせなくなってしまいます。
窓際だと車が通る音も気になってしまうため、トイプードルが睡眠をとりやすいように、なるべく静かな場所にケージを設置してあげましょう。
物音や足音にも敏感ですから、なるべく人がケージの近くを通らない場所を選ぶことも大切です。
トイプードルの大きさにケージが合っていない
トイプードルは小型犬なので、小さいケージでもいいと思うかもしれません。
しかし、ケージの中で長時間お留守番をさせるのであれば、ある程度遊べるスペースも必要です。
狭すぎて遊ぶスペースがないと、サークルから出て遊びたい気持ちが更に強くなるはずです。
ケージ内には寝るスペース、トイレ、遊ぶスペースを確保してあげましょう。
ケージをジャンプして飛び越える時はどうする?

トイプードルがケージをジャンプして飛び越えてしまう場合は、屋根付きのケージにしてみましょう。
ケージの屋根がないと外の景色が見えてしまうため、ケージから出たい欲求が強くなってしまいます。
また、ケージをジャンプして飛び越えることを覚えると嬉しくて何度もやってしまうでしょうから、ジャンプするのをやめさせるのではなく、ジャンプできない環境にすることもポイントです。
トイプードルは小型犬ですから、ケージからジャンプして飛び越えると、骨折や膝蓋骨脱臼などのケガに繋がる恐れもあります。
特にトイプードルがお留守番の時に、ケージをジャンプしてケガをしてしまうと発見も遅れてしまうので、お留守番の時は特に注意が必要です。
トイプードルをケージに慣れさせる方法

ケージに入ることに抵抗を失くす
ケージは狭い場所ですから、最初は警戒心を持ってしまいます。
まずはケージに入ることに抵抗を失くすことが大切です。
おやつを見せてから、おやつをケージの中に入れて、トイプードルが自らケージに入るように促します。
ケージの中に入ったら扉を閉めて大げさに褒めてあげてください。
そして、食べ終わったらケージから出してあげましょう。
そうすることでケージに閉じ込められるという嫌悪感ではなく、すぐに出してもらえるという安心感に繋がります。
ご飯も同じようにケージの中であげるようにします。
まずはケージの中に入る回数を増やして、入ることに慣れさせましょう。
声かけで自らケージに入るように促す
しつけの一環で「ハウス」と言えば、トイプードルが自らケージの中に入るように教えていきましょう。
根気強さが必要ですが、「ハウス」と言ってケージの中に入ったらたくさん褒めて、おやつをあげるといった流れで教えてみて下さい。
「褒めてもらいたい、おやつを貰いたい」という一心で、トイプードルが自らケージに入るようになるはずです。
ケージの中で寝かせる
ケージの中は過ごしやすい環境だと認識させるために、飼い主さんがいる間も必ずケージの中で寝させるようにしましょう。
冬場はクッションや毛布、犬用のゆたんぽなどを置いて寝心地のいい環境づくりをしてあげてください。
ケージの中でリラックスして寝ることができれば、そこが自分の居場所だと認識するようになります。
トイプードルのケージまとめ

- トイプードルのお留守番は、ケガなどをトラブルを回避するためにもケージに入れるのがおすすめ
- トイプードルをケージに入れると暴れたり嫌がったりするのは、退屈・体力が余っている・ケージが騒がしい場所にある・ケージのサイズが合っていないなどが考えられる
- トイプードルがケージをジャンプして飛び越える時は、屋根付きのケージにするのがおすすめ
- トイプードルをケージに慣れさせる方法として、ケージの中でおやつやご飯をあげたり、寝させたりしてケージに入る回数や時間を徐々に増やすことが大切
今回はトイプードルをケージに入れる時の問題についてご紹介しました。皆様の愛犬の世話の参考にしていただけると幸いです。