
トイプードルが夜寝ない時は寝床が不満?
トイプードルの寝る場所に最適な環境とは?
トイプードルが寝る時に暖房や電気はどうする?
トイプードルが寝る時に服は着せる?パジャマがある?
こんなトイプードルが寝ない時の寝床の工夫や環境についてご紹介いたします。
目次
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トイプードルが夜寝ない時は寝床が不満?

トイプードルに限らず、犬の睡眠時間は人間の約2倍となる12~16時間とされています。
睡眠は人間にとって健康に過ごすうえでとても重要なことですが、犬の健康にも睡眠はとても大切です。
愛犬が健康な毎日を過ごせるように、しっかりと睡眠をとれる環境を飼い主が作ってあげましょう。
トイプードルが夜寝ない理由には様々なものがありますが、その1つとして寝床に対する不満があげられます。
トイプードルは愛玩犬の中では活発な犬種ですが、自分のお気に入りの場所でのんびり過ごすことも大好きです。
夜寝床で寝てくれないのは、寝床が愛犬にとってお気に入りの場所ではないからかもしれません。
以下でトイプードルが寝床に不満を持つ理由を4つご紹介しますので、愛犬の寝床作りの参考にしてみてください。
トイプードルが寝床に不満を持つ理由① 騒音
寝床の場所が人通りの多い場所だったり、テレビの近くだったりするとトイプードルは安心して眠ることができません。
犬の聴覚は人間よりも優れているので、人間には気にならない程度の音でも気になって眠れない子がいます。
そのためトイプードルの寝床は、できるだけ静かな場所に設置してあげましょう。
トイプードルが寝床に不満を持つ理由② 気温
寝床の気温が愛犬にとって快適な温度でないと、「暑すぎる」または「寒すぎる」と不満を持っているかもしれません。
トイプードルにとって過ごしやすいとされている気温は「20~25度」くらいとされているので、寝床の気温が過ごしやすい気温になっているかチェックしてあげてください。
ただし犬にも個体差があるので、身体を丸めたり震えたりしていないか舌を出して呼吸していないかなど愛犬の様子をよく観察しましょう。
暑がったり寒がったりする様子がなければ、愛犬にとって快適な気温である証です。
トイプードルが寝床に不満を持つ理由③ ベッドやクッションが気に入らない
トイプードルが夜寝床で寝てくれないのは、寝床として用意したベッドやクッションが気に入っていないからかもしれません。
この場合は新しいものに買い替えて、愛犬のお気に入りグッズを探してあげましょう。
愛犬のお気に入りグッズが1つでもあると、安心感が生まれて寝てくれるようになりますよ。
トイプードルが寝床に不満を持つ理由④ 飼い主の気配を感じれない
寝床に不満を持つ理由の1つ目で人通りの少ない静かな場所が良いとお話ししましたが、飼い主の気配を感じることができないほど静かだと逆に不安になってしまいます。
とくにトイプードルは飼い主の側で過ごすことを好む犬種でもあるので、飼い主の気配を感じることができないと不安を感じやすいです。
テレビなどの騒音が聞こえにくく、尚且つ飼い主の気配を感じられるところを家の中で探してあげましょう。
トイプードルの寝る場所に最適な環境とは?

トイプードルが安心して眠ることができる場所は、やはり大好きな飼い主の側です。
しかし、だからといって飼い主と同じベッドで寝かせることは避けましょう。
飼い主と同じベッドで眠ると思わぬ事故が起こったり、飼い主との上下関係が崩れてしまう可能性があります。
散歩の際についたダニやノミがベッドについてしまう可能性も考えられ、飼い主の身体に異変が表れるかもしれません。
また、飼い主と一緒に眠ることで愛犬が「分離不安」になってしまう可能性も。
分離不安になってしまうと飼い主がいなくなることに不安や恐怖を感じ、吠えたり物を壊したりするようになってしまいます。
こうしたことからも、できるだけ飼い主の側で寝かせたい場合でも同じベッドではなく、愛犬用のベッドやケージを用意しましょう。
設置場所は飼い主の気配を感じることができ、できるだけ静かな場所がおすすめです。
また、愛犬のお気に入りグッズを置いてあげると安心して眠ってくれるようになります。
トイプードルが寝る時に暖房や電気はどうする?

モコモコの毛に覆われて暖かそうなトイプードルですが、実は保温効果のある「アンダーコート」を持っていない「シングルコート」の犬種なので寒がりな傾向にあります。
特に子犬と老犬は寒さに弱いため、冬の寝床はしっかりと寒さ対策を行いましょう。
寒がりなトイプードルの冬の寝床におすすめなのが、暖かい素材でできたベッドやドーム型のベッドです。
ベッドの中に入っても暖かく過ごせるよう、毛布も用意してあげましょう。
暖房器具を使用する場合は、安全性を考えられて作られた犬用のヒーターやホットカーペット、湯たんぽがおすすめです。
ただこうした暖房器具を使用する際は、愛犬の肌に直接触れないように気を付けてください。
また暑くなってきた時のために、涼める場所も作っておきましょう。
トイプードルに限らず、犬は眠るときに薄暗く狭い場所を好みます。
部屋が明るいと愛犬の眠りの妨げになってしまうので、夜寝るときは必ず電気を消してあげてください。
トイプードルが寝る時に服は着せる?パジャマがある?

寒がる愛犬の姿を見ると、防寒対策として暖かい服を着せてあげたくなりますよね。
冬に散歩へ出掛ける際の防寒対策として服を着せることはおすすめできますが、夜寝るときに服を着せることはあまりおすすめできません。
服を着せたまま寝かせてしまうと通気性の悪さによる肌トラブルが起こったり、毛玉ができやすくなったり、体温調節が難しくなる可能性があるからです。
保温性のあるベッドや犬用のカーペットといった暖房器具を使用すれば十分に暖は取れますし、皮膚トラブルの原因になる可能性のある服を着せる必要はないでしょう。
しかし、最近では犬が寝るときに着せることを前提に作られた「犬用パジャマ」が販売されています。
犬用パジャマには「防虫効果」「抜け毛対策」「床ずれ防止」といったメリットがあるようで、毛や皮膚に干渉しにくく体温調節の邪魔もしにくいようです。
通気性の良い素材で犬用パジャマは製造されているため、防寒効果はあまり期待はできませんが暖房器具で防寒対策を行っているのであれば犬用パジャマを着せてあげてもいいかと思います。
ただし、愛犬が服を着ることを嫌がらない場合にのみ、犬用のパジャマを着せましょう。
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トイプードルの寝る場所まとめ
- トイプードルの寝床の設置場所はできるだけ静かで、飼い主の気配が感じられるところが良い
- 暖房器具を使用する場合は安全性に考慮された犬用の暖房器具がおすすめ
- 狭く薄暗いところを寝床として好むので、寝るときは電気を消す
- 基本的に寝るときに服を着せることはおすすめしないが、愛犬が嫌がらないのであれば犬用パジャマを着せても良い
今回はトイプードルが寝ない理由の一つ寝る場所の環境見直しについてご紹介しました。皆様の愛犬の世話の参考にしていただけると幸いです。