
犬の寝る場所はどのような場所がおすすめ?
犬が寝る場所を変えるのはよくある事?
犬が寝る場所を頻繁に変える心理は?
こんな犬の寝る場所に関する疑問についてご紹介いたします。
目次
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犬の寝る場所はどのような場所がおすすめ?

犬の個体差によって寝る場所の好みは異なりますが、一般的には以下のような場所がおすすめと言えます。
- 静かで余計なものが無い場所
- 寝るのに適温の場所
- トイレと離れた場所
このような条件をみると犬も私たち人間と寝心地の良い場所は同じですね。
静かで余計なものが無い場所
人間と同じように犬にとっても、安心して寝るには静かで余計なものが無い場所が最適です。
音楽スピーカーの音量が大きかったり人が賑やかに通る道に面した場所は、犬にとっては騒がしく、寝るのに苦痛な環境となってしまいます。
同様に、飼い主たちが頻繁に犬の寝る場所の近くを通ってしまうと、人が通る度に犬は起きてしまい落ち着きません。
特にリビングで犬の寝る場所を作る時には、音や人通りに配慮してあげましょう。
また、犬の怪我などを考慮して、犬の寝る場所の近くには余計なものが無いようにするなどの注意も必要です。
置物や本が詰まっている高いラックの近くの場所や、配線が溜まっている場所も避けてください。
犬にとっての心配要素を出来るだけ排除するのが良いでしょう。
寝るのに適温の場所
夏なら涼しく冬なら暖かく、犬が寝るのに適温な場所はおすすめです。
犬は自身で暑さや寒さに対してのコントロールができません。
そのため、飼い主が犬の寝る場所の室温をコントロールする必要があります。
エアコンやホットカーペットを利用したり、部屋の風通しをよくするなどの工夫をしましょう。
とはいえ、エアコンの風が直接犬に当たるような場所は、かえって犬が体調を崩しやすくなるため注意してください。
トイレと離れた場所
トイレと離して犬の寝る場所を作るのがおすすめです。
寝る場所が汚れていると犬の精神面でも衛生面でも悪環境に繋がります。
子犬の頃のケージ内での環境は仕方ありませんが、成犬になったらなるべくトイレと寝る場所は分けてあげましょう。
日中の間、犬が室内で自由に動ける環境なら、安心して寝る場所を増やすために複数の寝床を用意する方法もあります。
ペットベッドやクッションの活用です。
先述の通り、犬が寝るのにおすすめの場所の条件を踏まえて、設置してあげてください。
一方で、夜はケージやクレートなどの場所を決めて犬が寝るようにするのも選択肢としてあります。
ケージ内では犬の寝る場所とトイレが近くなってしまうかもしれません。
その場合は出来るだけトイレと離れたところに寝る場所を用意してあげましょう。
夜に犬がケージやクレートで寝るのに慣れてくると、緊急時でも犬の場所が把握でき対応しやすくなるとも言えます。
犬の寝る場所は、犬にとって負担がかからない場所がおすすめです。
犬にとって寝るのに整った環境になるよう飼い主が配慮し、夜はケージを利用するなどの方法も考慮しましょう。
犬が寝る場所を変えるのはよくある事?

犬が寝る場所を変えるのはよくある事です。
寝ていた犬が寝る場所を変えるときは、主に以下のような理由が考えられます。
- 周りが騒がしいなどのストレスを感じる
- 暑い、寒いと感じる
- 飼い主の近くにいたいと感じる
どの条件を優先するかはその時の環境や犬の性格によっても変わってきます。
周りが騒がしいなどのストレスを感じる
聞こえてくる音楽が騒がしいなどのストレスを感じて、犬が寝る場所を変えることがあります。
折角ゆっくり寝ていたのに、周りの環境のせいで心地よく寝られなくなった場合です。
犬はストレスを感じないような静かに寝られる場所に移動したいと思っている可能性があります。
暑い、寒いと感じる
今まで寝ていた場所が犬にとって急に暑くなったり寒くなったりしたときにも、犬が寝る場所を変えることがあります。
先述の通り、犬は自身で暑さや寒さのコントロールが出来ないため、寝るのに適した環境を探す以外方法がないからです。
エアコンの効きが良い場所に移動したり、毛布やタオルに包まったりしたら、犬は暑さや寒さを感じていて寝にくかったのかもしれません。
犬はもっと涼しい(暖かい)場所で寝たいと思って寝る場所を変えている可能性があります。
飼い主の近くにいたいと感じる
犬が大人しく寝ていたのに起きて、飼い主の近くに寝る場所を変える場合もあります。
飼い主の近くで寝ることや、くっついて寝ることが犬にとって安心だからです。
犬は飼い主と一緒にいたいと思って寝る場所を変える可能性もあります。
上記の理由以外にも、犬はその時の気分や状況の変化によって寝る場所を変えることがあります。
一方で、犬がなかなか寝ないような気になる状況があれば、飼い主が理由を見極めて対応してあげることも大切でしょう。
犬が寝る場所を頻繁に変える心理

犬が寝る場所を頻繁に変える心理はさまざまですが、主に以下の3つの心理が考えられます。
- もっと快適な場所がいい
- 飼い主の近くなら安心
- 落ち着かない・不安
もっと快適な場所がいい
その時の犬にとって、寝るのにより快適な場所を見つけるために、頻繁に寝る場所を変えている可能性があります。
犬にとって寝るのに快適な場所として挙げられるのは、主に以下のような環境です。
- 静かで安心できる
- 寝るのに適した室温(涼しい、暖かい)
- お気に入りのベッドやソファなどがある
その日の犬の気分や状況の変化によっても、同じ場所で犬にとって快適な時とそうでない時があります。
上記の条件が揃っていても、なんとなく犬の気分が向かないときもあるのかもしれません。
犬は「もっと快適な場所がいい」という心理から、頻繁に寝る場所を変えることがあるでしょう。
飼い主の近くなら安心
「飼い主の近くなら安心」という犬の心理によって、犬は頻繁に寝る場所を変えることがあります。
例えば、飼い主の移動に合わせた犬の寝る場所の移動です。
犬の寂しさや不安から、頻繁に飼い主の傍に移動し続けることもあるでしょう。
落ち着かない・不安
引越しをして新しい環境に馴染めない時や子犬の時期などは、まだその場所が安心であると確証が取れないこともあります。
警戒心が残っているとどうしても落ち着きがなくなったり、不安な仕草を見せることもあります。
そのような時には犬が寄り添えるクッションやぬいぐるみなどを用意してあげたり、そばにいる時間を長めに作ってあげるなど犬が落ち着ける環境を作ってあげましょう。
大きく3つの犬の心理をあげましたが、先述の通り、犬はその時の気分や状況の変化によっても寝る場所を変えることがあります。
犬が寝る場所を頻繁に変えるのは、犬にとって快適に寝られる環境や飼い主の近くを求める心理が主に考えられます。
犬が安心して寝られるように飼い主は優しく見守りながら、環境づくりのサポートをしてあげましょう。
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犬の寝る場所まとめ

- 犬の寝る場所は、犬にとって静かで余計なものが無い場所がおすすめ
- 犬が寝る場所としておすすめの環境は、室内が適温であり、トイレと離れていること
- 犬が寝る場所を変えるのはよくある事である
- 犬が寝る場所を頻繁に変える主な心理は、「もっと快適な場所がいい」や「飼い主の近くなら安心」が考えられる
今回は犬の寝る場所に関する疑問についてご紹介しました。皆様の愛犬の世話の参考にしていただけると幸いです。